※「増毛山道」は、自然環境および歴史的価値の保護のため、
一般の方への開放を行っていません。
  無断で入山した際に発生した怪我や事故等への責任は一切負えません。
  但し、山岳団体、山系旅行会社、その他の団体の場合に限り、上記の目的を支援頂け
且つ遭難対策体制に万全と判断される場合は、協議の上入山をお手伝いいたします。

行事予定掲示板

令和6年度事業予定概要と諸事業参加のご案内
令和6年4月20日に増毛町において通常総会が開催され、
下記の案件等が審議され可決されましたので概要をお知らせ致します。
今年も皆様のご支援を頂けますよう、お願い申し上げます。

1.留萌振興局とNPO法人増毛山道の会との、山道維持管理委託契約の継続及び同委託契約実施の為の林道等の路網整備に関する協定の継続。
国有林石狩森林管理署所管の山道の整備実施。

2.増毛山道(岩尾~別苅16kmと岩尾分岐~雄冬山直下~幌国有林起点12km)28kmと 同幌稲荷神社~林道までの2kmの、計30kmの下草刈りと整備。

(上記項目1,2に関する行動予定)
①みちぶしん事業に関する行程および打合せ等
 1.作業等
   別苅~上部林道交点 山道別苅入口駐車場(午前7時)
   岩尾~岩尾分岐笹刈 岩尾温泉集合(午前7時)
   上部笹刈り 都度集合地点打合
  下記日程で行う(8月は中止する)
    ① 6月 1日(土)  ② 6月 8日(土)  ③ 6月15日(土)
    ④ 6月22日(土)  ⑤ 6月29日(土)  ⑥ 7月 6日(土)
    ⑦ 7月20日(土)  ⑧ 7月27日(土)  ⑨ 8月 3日(土)
    ⑩ 9月 7日(土)  ⑪ 9月14日(土)  ⑫ 9月21日(土)
    ⑬ 9月28日(土)  ⑭10月 5日(土)  ⑮10月12日(土)
    ⑯10月19日(土)   計16回 (9月28日慰労会)
  上記作業等については、会員以外の方も歓迎いたします。
  R5は延186名の方にボランティア協力をいただきました。
  「作業支援」ページまたは下記様式にてお申込みください。
       イ.山道及び林道の笹刈り及び整備の応援隊の募集
       ロ.トレッキングガイドの補助者の募集
※ 各項目をクリックすると各用紙が表示されます。
 2.幌稲荷神社~林道交点までの2kmの山道点検(森林浴コース)

②管理者へ事業開始前打合せ他
 3.留振森林室管理のトレパトロール用林道の軽微な整備と森林室立会
   R7 暑寒沢林道コンクリート橋2箇所補修工事と対岸の暑寒沢川左岸林道補修進捗状況
 4.別苅~循環林道南交点間(バス乗入路線)トレ前点検整備
 5.留萌地方林業協同組合へ笹刈のお願い
(循環林道南交点~道と民有林境界間)R5開始以来11年経過
 6.別苅起点の駐車場利用のお願いと確認(忠鉢さん)
 7.岩尾起点木製橋補修依頼(増毛町)

3.山道体験トレッキング
6月1日時点で下記のトレッキングを予定しております。
 1.浜益小学校トレッキング事業
   6月27日(木) コース 幌側 増毛山道起点~浜益御殿 往復
 2.NPO法人大雪山自然学校募集トレッキング
   10月16日(水) コース 幌側 増毛山道起点~浜益御殿 往復

4.トレッキング班従事体制
①トレッキングガイド 主ガイド1名 サブガイド1~2名以上
②トレの障害排除と安全対策のため、林道巡回パトロール車1台と乗員2名配置

5.トレッキングと地元振興との連携
①参加者への宿泊のお願い。
②増毛や石狩の名産品をPRし、トレ途中に季節の果樹やパンを賞味する。
③増毛町、石狩市の温泉割引を利用し、地元に少しでも貢献する。
④思い出の増毛駅舎や石狩市の道の駅「あいろーど厚田」の宣伝に協力する。

6.標識の管理整備
①幌~雄冬山~道有林交点間の番号標識の点検(電動ドライバー、ひも等持参)
②各箇所の案内看板の冬仕舞い及び解除、点検整備
③制札看板管理(別苅&岩尾) 増毛山道保全活用推進協議会 名義

7.広報活動
①展示場の公開
場所:北海道遺産「旧増毛小学校」&「増毛山道展示室」
 昭和11年(1936)建築の増毛小学校内に、安政4年(1857)開削以降の『増毛山道』の歴史資料。
 平成19年(2007)に撮影した航空写真情報を得て復元活動に着手し、多くの人や機関の支援を得て平成28年(2016)に全線開通。
 その後のパワーの要る地道な維持管理活動を写真やパネルで見ることができます。
R6年度は
6月2日(日)~9月29日(日)間の原則毎日曜日(18回)、
ガイド付きで一般公開されております。
展示の概要
  1.歴史パネル 16枚
  2.地図、地形図関係パネル 13枚
  3.その他パネル等 8枚
  4.西蝦夷地海岸切絵図(茂津田岬~宗谷)
  5.開拓時代風景写真&増毛山道復元活動・トレ写真 41枚
  6.明治39年北海道全地形図ロール
  7.明治40年一等水準点実物
  8.増毛中学1年生出前講座&体験トレ活動写真10年を振り返る
  9.縮尺1/5,000増毛山道全線航空写真
 10.受賞5件賞状
 11.浜益御殿頂上撮影(L=5.2m)
    幌側標高860m撮影洋上の恵庭岳~ニセコアンヌプリ(L=4.6m)
パノラマ写真(廊下展示) 2点
 12.65インチモニター 活動動画広報中

②オホーツクみどりネットワーク会議にて講演
 R6年5月14日(火)北海道オホーツク合同庁舎
  演題 「増毛山道」一筋のこの道を遺したい
  内容 「増毛山道」安政4年開削の歴史と平成19年復元着手と開通、以後の維持管理活動

8.復元された山道の良好な状態を維持するため、各種団体からの支援
H28~R1年度に山道の笹刈等に多大な協力を頂いている
北海道山岳ガイド協会(HMGA)R5.9月12日~13日
  増毛山道をHMGA他の皆様の事業の場として活用してもらう
  R5年度の路ぶしんで、最奥最標高雄冬山直下を
9月12日~13日延26名の皆様にご協力頂きました。

      
9.活動資金とその増強方法について
1.活動会費の捻出 目標年間100万円 会費や助成金を主体として構成
 ①R3.4.1より、個人会員は正会員のみとし、現在入会済みの賛助会員は継続しています。
 ②特に法人会員の加入を積極的にお願いし、その他、規定額以外の特別会員も申し受けております。


参考資料 令和5年度会員構成と会費内訳
       
法人
正会員
年会費1万円
19団体
(管内15+管外 4)
建設業 6 建設コンサル 3 その他10
法人
賛助会員
年会費5千円
22団体
(管内 3+管外19)
建設業 2 建設コンサル19 その他 1
個人
正会員
年会費2千円
79人


個人
賛助会員
年会費1千円
5人


特別会員
法人賛助会員
1万円
1人
(管内)
建設業
特別会員
法人賛助会員
10万円
1団体
(管内)

令和5年度会費収入
計 573,000円


10.その他
①山道を塞いでいる立木
山道全域は保安林に指定されており、特に雄冬山下部から浜益御殿にかけては立木が山道を塞いでおります。
この区間は長い間人が立入しておりませんでした。
この復元には、私達も多大な苦労を重ねた結果、今があることを、参加者に理解して頂くよう説明します。
②山でのトイレ対策
入山者が少ないので、今のところ目立った環境被害はありません。
トレッキング時には、携帯トイレを持参するよう声かけをしております。
使用済みのティッシュは、ビニール袋に入れ持ち帰るようにしています。
トレの出発前には、ホテルでの使用や大別苅防災ステーションのトイレに立ち寄り、使用の啓発をしています。

トレッキング募集については、こちらをご覧ください。
要項と体験内容詳細情報についてお読みください。 ※外部サイトに繋がります。
留萌振興局ホームページ
http://www.rumoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/sizen2/masikesandou_page.htm
申し込みメール:oldis21@kosugi-sp.jp / FAX :0164-56-0003
・NPO法人増毛山道の会(担当者)事務局長 小杉 忠利
http://www.kosugi-sp.jp/sando/top.html
 
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